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学科 | 教育文化学科 |
年度 | 2016 |
ゼミ名 | 沖田 行司 |
タイトル | 道徳教育の教育史的研究―戦後の道徳教育を中心にして― |
内容 | 今日、教育現場において様々な問題が発生している。その一つとして、「道徳心」の欠落を疑うような事件がおきている。道徳性の低下に伴い道徳の重要性が見直されている。それと同時に、道徳の教科化をめぐって必要性が議論されているのである。それに対する意見も様々である。今一度、道徳教育の始まりである修身教育から、戦後の道徳教育を研究していく。現代に必要な道徳とは何か、また今後道徳をどのように取り扱っていくかを見出していきたい。いつの時代も「徳育論争」と言われるような議論は絶えず行われてきた。これまで「道徳」に関する議論がされていながらも、核心をつくことなく、議論を「あいまい」にしてきた。その為、議論の発展性に欠けているのである。その「あいまい」な部分を解決すべく考察を深めたい。今回、「修身教育(道徳教育)」を調べ、改めて道徳教育の重要性を見つけていきたい。 |
講評 | 本年は卒業研究が1本と卒業論文が17本の計18本の提出があった。ゼミの半数近くが体育会で、特に1月2日まで現役で試合をしたラグビー部に所属する学生が4人とマネージャー1人の5人もいたことから、卒論に専念すべき時期と、大学選手権の試合の時期が重なり、学生も大変だっただろうし、指導する私も戦闘状態でした。日本教育文化史のゼミでは文献史料の読解が不可欠で、先行研究の書物を読むことと併せて、かなりの負担があったと思いますが、私が要求する最低限の内容は全員クリアーしていました。部活動やアルバイトや就職活動で、指導の時間がまちまちとなり、長い時には6時間ほど座り続けてかなり老体に堪えました。しかし、論文指導を通して、はじめてゼミ生の考え方などに触れることが出来、相互理解が深まったように思われる。 |
キーワード1 | 道徳 |
キーワード2 | 教科化 |
キーワード3 | 修身教育 |
キーワード4 | 第二次世界大戦 |
キーワード5 | 貝塚茂樹 |
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