詳細 | |
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学科 | 教育文化学科 |
年度 | 2016 |
ゼミ名 | 井上 智義 |
タイトル | 子どもの発達形成とそれに関わる環境 |
内容 | 子どもは年を重ねるにつれ、体が大きくなると同時に多くの物事を考えるようになる。そこには大きく環境が大きく影響していることは言うまでもないだろう。その環境が子どもたちの考え方や精神面にどのような影響を与えるかを調べ考察を行う。本研究では、大きく「家庭環境」と「学校環境」の2つに分けて調査している。各環境における子どもが意識していること、気にしていることから、他者との関係性、自己肯定感等を調査することにより、子どもの環境における心的要因を研究する。また家庭環境と学校環境がどのように結びついているのか、また学校環境においては、対教師と対友人という項目に2分して考察していく。子どもがそれぞれの環境で、どのように自分というものを形成していくのか、あるいはそれらの環境がどのように関わり合っているのかを考察していく。先行研究のレビューを踏まえ、現段階における自分の考察とともに今後の課題を見つけていく。 |
講評 | 私が指導する論文は、心理学の領域に限っているが、内容は、基本的には、学生本人の興味関心にゆだねているので、今年度もさまざまなテーマで各自が論文作成に取り組んだ。3回生のゼミから同じテーマで研究を深めた人がいる一方で、グループ研究でおこなったテーマとはかなり異なる内容に挑戦した受講生も、少なからずいた。10,000字の制限がある卒研については、本人が調査をすることなく、その領域での先行研究の論文10本以上をレビューするとともに、今後のその研究領域での展望を見据えたものを執筆することを課題とした。また、20,000字の卒論では、複数の心理学的な調査をおこない、その結果を考察することを課題とした。ゼミ全体では、16本の論文提出されたが、今年度は、面白みのある視点が備わったものが多かった。なかには、査読付きの論文として投稿しても、学術誌に立派に掲載されるレベルのものもあった。全体としてのレベルは高かった。 |
キーワード1 | 発達形成 |
キーワード2 | 子ども |
キーワード3 | 環境 |
キーワード4 | 自己概念 |
キーワード5 | 経験 |
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