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学科 社会福祉学科
年度 2016
ゼミ名 Martha MENSENDIEK
タイトル 知的障害者の差別解消へのアプローチ ―抑圧の観点から―
内容 昨今、ノーマライゼーションを唱える声は日に日に高まっており、それに準じるように知的障害者支援の体系も入所施設から地域へと変わりつつある。しかしながら、今もなお残る障害者差別の存在が施設コンフリクトという形となって、知的障害者の地域移行を阻む大きな要因の一つになっているという問題がある。そこで本論文では、知的障害者の地域移行を阻む差別問題について差別意識を持つまでのプロセスを検証し、差別を抑圧という観点から健常者、障害者の双方を考察する。そこから知的障害者差別解消に有効なアプローチを提案し、差別解消を通した知的障害者の地域移行、共生社会の実現への糸口を探る。
講評 この論文では自身の実習経験を通してもった問題意識から、障害者のノーマライゼーション、特に差別の解消に着目した。この論文の特徴は、「抑圧からの解放」という概念を用いていることである。差別の対象である障害者側が受ける「抑圧からの解放」とともに、差別する側も、実は差別によって抑圧されているとし、その差別に気づき、解放されることで、社会の差別解消につながると結論づけている。フィールドワークを通して学んだ「差別からの解放」という考え方を障害者差別に結びつけて考察した独自性のある論文を仕上げた。難しい論点にあえてチャレンジしたこと、ゼミでの学習や経験を活かしたことを評価したい。今後も是非深めていって欲しいアプローチである。
キーワード1 障害者差別
キーワード2 施設コンフリクト
キーワード3 ノーマライゼーション
キーワード4 抑圧
キーワード5  
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