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学科 | 社会福祉学科 |
年度 | 2016 |
ゼミ名 | Martha MENSENDIEK |
タイトル | シングルマザーを支えるための地域コミュニティーの在り方とのその可能性 |
内容 | 本論文では近年日本で増加傾向にあるシングルマザーに対する地域コミュニティーの在り方とその可能性を福祉的な観点から考察する。地域コミュニティーにとって、シングルマザーを取り込むことは決して困難なことではなく、むしろこれからの地域コミュニティーの維持に加え発展が期待できるものであると提唱する。そこでまずシングルマザーの現状と、シングルマザーの抱える負担からニーズを導き出した。次に地域コミュニティーの成り立ちに加えて現在の地域コミュニティーに与えられた役割を見直した。そして、地域コミュニティーに対してマイノリティーの受け入れの検討を行い、シングルマザーの受け入れは地域コミュニティーの発展を考えると進めるべきものであると考えた。その上で、具体的にシングルマザーに対してすでに進められている支援を紹介し、加えて筆者として地域コミュニティーが行うことが出来ると考えられる具体的な提案を行い、シングルマザーへの支援の改善を推考する。 |
講評 | シングルマザーを地域コミュニティーが如何に支えていけるかについて検討した。シングルマザーを「マイノリティ」として捉え、他のマイノリティと同様、地域が積極的に様々なマイノリティを受け入れていくことが地域コミュニティーにとってプラスであるという視点に共感した。コミュニティーの役割を広く考え、具体的な提案も紹介しながら考察した。増え続ける一人親世帯のニーズを把握し、地域コミュニティーとの交流や居場所づくりなど、支援の仕組みを整える必要性を訴えた。 |
キーワード1 | シングルマザー |
キーワード2 | 母子世帯 |
キーワード3 | 地域コミュニティー |
キーワード4 | マイノリティー |
キーワード5 | |
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