詳細 | |
---|---|
学科 | 社会福祉学科 |
年度 | 2016 |
ゼミ名 | Martha MENSENDIEK |
タイトル | 男女雇用平等について―日本女性の継続就業を中心に― |
内容 | 本論文は現在日本女性の働く実情を調べて、近年女性労働者における就業変化、労働力の変化をまとめる。女性就業の実情にどのような課題を抱えるのかについて考える。次に、日本雇用制度、特に男女雇用均等法とその法の改正について調べる。法律の改正により、女性就業への影響をまとめる。また昔といまだに残っている男女雇用差別を整理し、女性継続就業の難しさを分析する。さらに、女性の継続就業はほかの社会問題例えば、晩婚化・晩産化、母子世帯の貧困とどのような関連があるのか、影響を及ぼすのかを考察する。最後は、現にある日本と外国の政策に関して調べる。本論文では育児休業法を中心に、日本、ドイツ、フランスの育児制度を述べる。その制度によりどのように女性就業支援を行われているのかを考察する。さらに、政策のほかに性役割について自らの意見を述べる。 |
講評 | 男女平等の視点から日本の女性の雇用問題について考察した。日本における女性の継続雇用が難しい実態を示し、統計などを紹介しながら改善方法を検討した。女性の雇用を促進するための制度・政策の歴史を紹介し、また、海外の制度と比較した。姫さんはとりわけ社会福祉とジェンダーに強い関心をもってきた。女性と男性の同等な雇用機会と、両性が家庭と仕事を両立できる社会への強い信念が伝わる。日本の女性就業支援の課題をまとめることができ、一つの成果となった。 |
キーワード1 | 雇用制度 |
キーワード2 | 雇用差別 |
キーワード3 | 継続就業 |
キーワード4 | 育児休業 |
キーワード5 | 性役割 |
戻 る |