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学科 | 社会学科 |
年度 | 2016 |
ゼミ名 | 森川 眞規雄 |
タイトル | パーソナル・スペースに関する考察 |
内容 | 社会が発展されているとともに、日常生活の中で、ほかの知らない人と密着せざるを得ない状況が多くなっている。その状況で不快感が生じる人が多い。それが本稿で詳しく扱う「パーソナル・スペース」が侵入されたからである。パーソナル・スペースがさまざまな要因により影響を与えられている。内部的な要因もあれば、外部的な要因もある。本稿ではさまざまな要因の一部に関して詳しく考察した。また、内的距離、すなわち心理的距離に関しても扱った。心理的距離の側面において常に不一致が生じている。物理的な距離が変化されても、心理的距離--親密度が変化されないという理論に関して、参与実験を行った。実験結果を通して、2種類の環境(あらかじめ侵入される予知ができる環境と予知ができない環境)で人々はパーソナル・スペースが侵入された時の対処法が明らかにした。また、知らない人との親密度のバランスをどのように保つかということが明らかになった。日常生活の中で、人々が無意識的にさまざまな対処法を用いて自分のパーソナル・スペースを確保しながら、円滑なコミュニケーションをとり、お互いの関係を築いていることが明らかになった。 |
講評 | パーソナル・スペースについて考察したものである。内容はほとんど社会心理学の先行研究の紹介となっており、丁寧ではあるが、社会学的視点は強くない。また、参与観察も行っているが、簡便なものにとどまっている。 |
キーワード1 | パーソナル・スペース |
キーワード2 | 物理的距離 |
キーワード3 | 心理的距離 |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
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