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学科 産業関係学科
年度 2016
ゼミ名 石田 光男
タイトル 日本の女性の子育てと働くということ
内容 日本では晩婚化や非婚化が進んでいる。晩婚化は少子化を引き起こしている要因の一つであり、医療費の増大や若者層の投票率の低下にも影響を及ぼしている。晩婚化は特に女子に多く見られる傾向であり、非婚化は女性だけでなく男性にも見受けられる。まず、男性における非婚化はバブル崩壊や硬直的な労働市場の歪みのしわ寄せが就職氷河期世代に集中したことに原因がある。その世代は正規雇用の登用が極端に薄いことや非正規雇用者は低賃金であることによって、総じて年収が低く、女性が結婚相手に求める年収(最
低400万以上)を満たすことができない、結婚しても育児にかかる費用を捻出できないという男性が増えている。その結果、十分な年収のない男性は結婚を諦めてしまう事例も多々あるようだ。一方女性における晩婚化・非婚化の原因としては、女性の社会進出や価値観の変化などが挙げられる。昔に比べ女性の進学率も上昇している中で、社会で男性同様に働きたいと思う女性や前述したような男性の不甲斐無い年収に納得のいかない女性は増え、キャリアウーマンを目指し結婚を望まないもしくは結婚する機会を逃しているようだ。このまま晩婚化・非婚化が進むと少子化がますます進行し、日本の未来を担っていく若者たちはどんどん少なくなり、国を支えていくのがどんどん苦しくなっていく。この問題を解決するためには、国レベルでの対策が必要である。結婚・出産・育児という3つの切り口から日本の現状を捉えて、その対策について考えていく。
講評 所々立ち止まって、自分の言葉で書いている部分はよい。
キーワード1 男女雇用均等法
キーワード2 育児と仕事の両立
キーワード3 育児休暇制度
キーワード4  
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