詳細 | |
---|---|
学科 | 社会学科 |
年度 | 2016 |
ゼミ名 | 尾嶋 史章 |
タイトル | ディズニー映画「シンデレラ」のリメイクに見るジェンダー像の変化 |
内容 | 近年、日本のみならず主要国家全般でジェンダー問題に関する関心が高まってきている。しかし、「ジェンダー」という言葉が示す範囲は広く、その実態はなかなか把握しづらい。ディズニー作品はその影響力と、長い間女性を描いて大衆に支持されてきたという背景から、ジェンダー研究の対象となることが多い。今回は、1950年に公開されたアニメ版「シンデレラ」と、2015年に公開された実写版「シンデレラ」のリメイク過程を通じ、表現や描写の違いからジェンダー問題の歴史・実態を掴もうと考えた。 先行研究では、アニメ版シンデレラは受動的・恋愛主義な女性として批判されることも多かったが、フェミニズム運動の歴史や戦後という時代背景を考慮すると、当時なぜシンデレラが多くの人に支持されたかが分かった。また、リメイクの比較を進める過程で、フェミニズム運動とメンズリブ運動の差が明らかとなった。 |
講評 | 女性性と男性性の変化を、ディズニーのリメイクを通して、明らかにしようとした。ディズニー作品の変化は、ウーマンズリブが社会に受け入れられながらもメンズリブは受け入れられなかったこととの対比を表していることを明確にした点は高く評価できるが、時間の関係で構成を整えられなかったのが、残念である。 |
キーワード1 | ジェンダー |
キーワード2 | フェミニズム |
キーワード3 | メンズリブ |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
戻 る |