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学科 社会学科
年度 2016
ゼミ名 尾嶋 史章
タイトル 丹波市と篠山市における地域性の相違
内容 丹波市と篠山市の両市には、自分はかつてから馴染みがあり、そのため自分はこの二地域を研究対象に指定した。この二つの地域について考えた時、丹波市と篠山市を発展させていくためには地域教育を行っていくことが必要なのではないかと感じた。また、その教育を通してどういった可能性が存在し、どのような地域間の相違が生まれているのか、あるいはこれからどのような形で地域を形成していくべきなのかということを模索していくことも必要であると考えた。篠山市、丹波市ともに市町村の合併や、施設の有無などといった要素の相違が存在し、互いにかつては同じ国、郡であった地域であることや、「丹波篠山」といった一般的な呼称にもかかわらず、比較可能な対象がいくつかあることを確認できた。2章以降は地域が中心となりやすい産業の農業を中心とした人口、教育の観点から丹波市と篠山市を比較している。人口は今日の日本の中でも顕著な「少子高齢社会」を体現しているという分析が先行研究でなされており、それに伴って教育人口や、産業人口も一般的に丹波市、篠山市ともに減少の一途をたどっていることが確認できた。3章、4章では教育、特に地域教育に踏み込んだ内容を検討している。そして最後には、宮崎県高千穂における事例を踏まえてこれからの地域教育がどうなっていくべきであるのか、また現時点での丹波市と篠山市の教育の差異は存在していたのかをまとめとしている。
講評 丹波篠山地域の中での、地域差に注目して、それが生まれる要因を検討したものである。教育に注目した点はよいが、理論的な部分は全国の地域教育を扱ったものであり、その結果、当該地域間の違いがうまく描けなかった点に悔いが残る。
キーワード1 地域教育
キーワード2 地域との関連性
キーワード3 地域間の相違性
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