詳細 | |
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学科 | 社会学科 |
年度 | 2016 |
ゼミ名 | 鵜飼 孝造 |
タイトル | Jリーグ人気を高めるために |
内容 | 現在、サッカー日本代表の人気が高まる中、Jリーグ人気はサッカー日本代表に比例するほどではないと言われている。その中で数々の成功例と比較しつつ、Jリーグの人気や注目度をいかにして高めるかを考察していく。イタリアのセリエAにおいてチケット売り上げが減少する中で、ユヴェントスというクラブだけが毎試合ほぼ満席状態である。他のクラブとの違いはサッカー専用スタジアムを持ち合わせているという点であった。このことから、サッカー専用スタジアムは観客動員数に影響を与える要因であると推察される。昨年ガンバ大阪がサッカー専用スタジアムを建設し、大きく観客動員数を伸ばしている実情がある。行政ではなく、ガンバ大阪自身が「指定管理者」となり、自らの裁量でサービスを行えるようになったため、Jクラブ、地方自治体、企業、地域住民の四者が相互に恩恵を受ける好循環が生まれることが期待できるようになった。今後のJクラブはガンバ大阪を新しい公民連携のビジネスモデルとし、「指定管理者制度」を利用することによって、安全で誰もが不安なく楽しめるスタジアムを建設することがJリーグ人気を高めるために最も重要な案件だと私は考える。 |
講評 | Jリーグの人気を高める方途の一つとして、クラブ自らが指定管理者である専用スタジアムをもつ事例に注目したユニークな論文である。クラブと自治体や企業との連携に注目している点もよく考えられている。 |
キーワード1 | Jリーグ |
キーワード2 | サッカー専用スタジアム |
キーワード3 | 指定管理者制度 |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
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