詳細
学科 社会学科
年度 2016
ゼミ名 鵜飼 孝造
タイトル スポーツの競争社会学:スポーツの競争社会と兄弟構成の深い関係
内容 小学校2年生から始めたバドミントンの経験やその他様々なスポーツを経験して学んだスポーツの競争社会について詳しく分析している。スポーツの競争社会では、男女によって人間関係に違いがあり、選手の兄弟構成も関係していることが分かった。アンケート調査では、同志社体育会バドミントン部の男女35人を対象にウェブアンケートを行った。主に、選手の兄弟構成やライバルについての項目が中心であった。スポーツの競争社会に身を置いている選手に本音を聞き出すことで、スポーツの競争社会の性質を分析することができた。スポーツの競争社会では、どのような選手が多く活躍しているのか、それぞれの選手の育った環境や考え方を分析し、選手の性格や行動パターンについて詳しく研究した。スポーツの競争社会の性質が、選手の性別や兄弟構成と関連している。特に、スポーツの競争社会で活躍する選手の傾向について「末っ子」が多いということがアンケート調査によって分かった。世界には様々なスポーツがあり、様々な競争社会が存在する。スポーツにとどまらず、職場や、学校など様々な場面で起こっている競争の中で戦っている小学生から高齢者の方々まで、幅広い方々に共感や驚きを味わってもらえる一冊になっている。
講評 スポーツと競争という大きなテーマについて、自らスポーツ選手である著者がチームメイトにアンケートをおこなった力作である。競争の中で勝ち残っている選手に末っ子が多いという洞察は、競争社会の本質を衝くもので読んでいて大変興味深く考えさせられた。
キーワード1 競争社会
キーワード2 ライバル関係
キーワード3 兄弟構成
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