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学科 | 社会学科 |
年度 | 2016 |
ゼミ名 | 鵜飼 孝造 |
タイトル | 現代の若者の飲酒文化:同志社大学生における飲酒行動から |
内容 | 大学生の集まりに行くと必ずと言ってよいほどお酒がある。お酒でなくても良いはずだが、なぜかソフトドリンクは少ない。なぜ、これほどまでにアルコールが出てくるのか。ソフトドリンクではだめなのか。アルコールは若者にとってどんな役割を担っているのか。また、最近“若者のアルコール離れ”という言葉をよく耳にするが、果たして本当なのか。以前から抱いていた身近な疑問が、この論文を書くきっかけとなった。本稿では、飲酒の社会的役割や歴史、現代の飲酒文化、アルコール関連問題などを先行研究とし、「若者特に大学生の間で“飲酒”はどのような意味を持っているのか」、「“若者のアルコール離れ”は本当なのか」などの以前から抱いていた疑問を、既存の大学生の飲酒行動の調査と同志社大学生の飲酒行動のアンケートをもとに明らかにしていく。合わせて、現代の若者も多数直面しているであろう飲酒に関する社会問題についても深く見ていく。 |
講評 | 大学生の社会において、世間でいわれるほどアルコール離れは進んでおらず、むしろ友人とのつきあいを深める重要な要素として残り続けていることに著者は注目し実証をおこなっている。その背景には日本社会に特有のアルコール文化があるが、それゆえに酒が苦手な人が排除される点にも分析を深めると一層良かった。 |
キーワード1 | 若者 |
キーワード2 | 飲酒行動 |
キーワード3 | アルコール関連問題 |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
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