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学科 | 教育文化学科 |
年度 | 2016 |
ゼミ名 | 中川 吉晴 |
タイトル | シュタイナーの言語教育観から考察する日本の英語科教育のあるべき姿 |
内容 | 言語は人間にとって必要不可欠の道具である一方、使い方を誤ると人を傷つける凶器にもなり得る重要なものである。本論文では、言語に宿る力に注目したオーストリア出身の思想家ルドルフ・シュタイナーの思想から、多くの課題を抱えている日本の英語科教育の今後のあるべき姿について考察する。 第1章では、シュタイナーの人間観および教育観について紹介する。シュタイナーは、人間に対する理解を深めただけでなく発達段階に応じた効果的な教育を提案した。 第2章では、「書くこと」「話すこと」「読むこと」「聞くこと」「文法」といった観点からシュタイナーの言語教育論について論じ、これらの言語教育論がシュタイナー学校におけるカリキュラムにどのように反映されているかということについて述べる。 第3章では、日本における英語教育の歴史をさかのぼり、どのように現在の英語科教育が行われるに至ったかということに関して論じる。さらに、シュタイナー的な観点から今後の日本の英語科教育のあるべき姿について考察する。 |
講評 | 本論文は、ルドルフ・シュタイナーの言語論および言語教育論を詳しく論じ、それをふまえて日本の英語科教育に関する考察を展開したものである。これまで多く取り上げられることのなかったシュタイナーの言語教育に注目した点、ならびにシュタイナー教育の観点から日本の言語教育に対して考察を行っている点で独創的な内容になっている。 |
キーワード1 | シュタイナー教育 |
キーワード2 | 英語科教育 |
キーワード3 | 言語教育 |
キーワード4 | ルドルフ・シュタイナー |
キーワード5 | |
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