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学科 | 教育文化学科 |
年度 | 2016 |
ゼミ名 | 中川 吉晴 |
タイトル | 笑いが持つ力 |
内容 | 本論文では、第一章で笑いの起源、そして人が笑うメカニズムをとりあげ、さらには人間が笑うという感情に至る心理、どのようにして笑いは生まれるのかについて考察している。 第二章では、日本の伝統芸能である「落語」、日本最古の笑芸とされている「漫才」に焦点を当て、それらの歴史、意味、影響力を考察し、笑いが現在の教育現場に活用されていることを、具体例を用いて考察する。 第三章では、人々に「笑い」を起こすプロとされている芸人の「ネタ」を解説する。とりわけどのようにして笑いが生み出されているのかを分析している。そして、以上の考察を受けて、筆者自身の作成したネタを事例として、笑いを引き起こすロジックをより明確にする。 |
講評 | 本論文は、笑いの理論、医療や教育現場での活用、日本の芸能に見られる笑いの伝統を論じたうえで、とくに現代の笑い文化に焦点をあて、漫才、コントを取り上げている。論文の第三章では、芸人の「ネタ」分析を行い、それが認知的不協和にもとづくことが指摘されている。この分析は特筆すべき内容となっているが、多様な笑いの考察にはより広範なアプローチもまた必要である。 |
キーワード1 | 認知的不協和 |
キーワード2 | NK細胞 |
キーワード3 | 解釈コード |
キーワード4 | 漫才 |
キーワード5 | ベルクソン |
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