詳細 | |
---|---|
学科 | 産業関係学科 |
年度 | 2008 |
ゼミ名 | 寺井 基博 |
タイトル | 成果主義はなぜ問題になるのか |
内容 | 成果主義がうまく機能するのかどうかについては、管理職によるところが大きい。管理職が個人の評価をする場合には、評価が公正なものであることが大事であり、従業員全員に対して透明性と納得性がなければならない。しかし、「年功序列的管理職」が多く、きちんと自分の部下に対して厳正に評価を下さなければならないときに問題が出てきていることがある。また、現在は評価をつけるプロセスがブラックボックスになってしまっているケースが多い。このように、現在の成果主義の運用は問題が多くある状況である。 そこで、管理職になって働く人と管理職にならずに働く人の2つのコースを新しく作ることを提案したい。管理職になる人にはそれ相応の能力を身につけるための教育をし、その中で優秀な人のみが管理職になるようにするべきであると考える。管理職が重要になってくる成果主義だからこそしっかりとした管理職を育成していく必要があると感じる。 |
講評 | いずれの卒業論文も、先行研究を踏まえながら論文の形式に則って書かれている。各自が関心のあるテーマに取り組んだこともあり、自らの考えが書き込まれているものが多い。ただ、残念なこととして、ほとんどの論文が先行研究によって設定されたテーマを踏襲している点が挙げられる。これは、先行研究の読み込みが不十分なため、独自の問題意識形成に至らなかったためとみられる。 |
キーワード1 | 成果主義 |
キーワード2 | 管理職 |
キーワード3 | 評価 |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
戻 る |