詳細 | |
---|---|
学科 | 教育文化学科 |
年度 | 2016 |
ゼミ名 | 中川 吉晴 |
タイトル | エリクソンから見たガンディーの人格形成 |
内容 | 本論文では、精神分析学者エリクソンの発達段階論を用い、聖者「マハトマ・ガンディー」の人格形成における大きな要因は何であったのかを、とくに彼の幼年期から青年期に焦点をあてて考察するものである。第1章では、ガンディーの生涯について簡潔に述べ、『ガンジー自伝』がどのようにして成立したのか、その特徴は何か、またエリクソンと彼の著作である『ガンディーの真理』についてとりあげる。第2章では、エリクソンのライフサイクル論をとりあげ、8つの発達段階について述べる。第3章では、エリクソンの概念を用いながら、ガンディーの幼年期から青年期を三期に分け、ガンディーの母親、父親、友人、そして結婚をとりあげ、ガンディーのパーソナリティーがどのように形成されていったのか、ということを論じる。 |
講評 | 本論文は、エリクソンのライフサイクル論からマハトマ・ガンディーの人格形成を、とくに幼年期から青年期に限って論じたものである。エリクソンには『ガンディーの真理』という著書があるが、それはライフサイクル論自体を用いてガンディー論じたものではなく、あらためてライフサイクル論からガンディーの人格形成を論じることには意味がある。論文では青年期までが取り上げられているが、ライフサイクルの全体をふくめての考察が今後の課題であろう。 |
キーワード1 | エリクソン |
キーワード2 | 発達段階 |
キーワード3 | ガンディー |
キーワード4 | 幼年期 |
キーワード5 | 青年期 |
戻 る |