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学科 社会福祉学科
年度 2016
ゼミ名 永田 祐
タイトル 老後を支える企業年金
内容 今日の公的年金は、未納者増加の問題や少子高齢化の影響により、目的とされた機能を果たせなくなってきており、公的年金のみでは、老後の生活を安定的にすることが難しくなってきている。そのような中、老後の生活を安定的にさせるために急速に関心が高まってきているのが、個人の自助努力により多くの年金を受給することができる私的年金である。
この論文では、私的年金の中でも、企業年金に焦点をあて、企業年金発足の歴史から企業年金必要とされていた理由、企業年金の普及・拡大に向けての法改正の内容、企業年金の現状と問題点、企業年金が期待された機能を果たすことができているのかを検討し、最後に、企業年金の今後のあり方や企業年金のさらなる普及のためにはどのようなことを行っていくべきかについて考察した。
講評 今年は、ゼミ生が少なかったため、毎回新聞記事や論文、書籍などを読みながら、ディスカッションを重ね、その中で最も関心あるテーマを卒業論文として選択するというプロセスでゼミを運営してきました。本来のゼミの重要な要素である同学年の仲間との議論や交流が十分図れなかったことは大変残念ですが、過年度生と併せて今後の高齢化社会もしくは社会福祉課題を見通した諸課題についてしっかり考察した力作となりました。卒業後の進路は様々なですが、それぞれの「現場」で学んだ知識を活かして活躍することを願っています。
キーワード1 公的年金
キーワード2 私的年金
キーワード3 企業年金
キーワード4 公的年金の機能不全
キーワード5 企業年金に期待すること
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