詳細 | |
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学科 | 社会福祉学科 |
年度 | 2016 |
ゼミ名 | 永田 祐 |
タイトル | 誰もが参加できる取り組み、循環するまちづくり |
内容 | 徳島県上勝町の「葉っぱビジネス」、過疎化・高齢化の進んだ山間の町でただの葉っぱに「つまもの」としての価値を付加させビジネスにし、おばあちゃんたちが大活躍できるようになったという注目の取り組みだ。ソーシャル・キャピタルの理論を眼鏡に、上勝町の葉っぱビジネス「いろどり」を現場に取り上げ照らし合わせる。 ソーシャル・キャピタルは、人のネットワーク、信頼や互酬性の規範として理解される、社会関係資本といわれるものだ。パットナムは構成要素として、「信頼」「規範」「ネットワーク」の三つを挙げている。どのようなつながりが構築されるかということは、ただつながりを持つこと以上に良い効果を生み出すという面で重要なことだ。つながりによって生み出される資本こそが社会の効率を改善し得る。三つの要件はそれを最大限発揮するための条件ということだ。上勝の取り組みにおいて関係性そのものが資本となっている点に着目し、ソーシャル・キャピタルの三つの要件から考察したい。 |
講評 | 今年は、ゼミ生が少なかったため、毎回新聞記事や論文、書籍などを読みながら、ディスカッションを重ね、その中で最も関心あるテーマを卒業論文として選択するというプロセスでゼミを運営してきました。本来のゼミの重要な要素である同学年の仲間との議論や交流が十分図れなかったことは大変残念ですが、過年度生と併せて今後の高齢化社会もしくは社会福祉課題を見通した諸課題についてしっかり考察した力作となりました。卒業後の進路は様々なですが、それぞれの「現場」で学んだ知識を活かして活躍することを願っています。 |
キーワード1 | ソーシャル・キャピタル |
キーワード2 | 葉っぱビジネス |
キーワード3 | 循環 |
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