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学科 | 社会福祉学科 |
年度 | 2017 |
ゼミ名 | 埋橋 孝文 |
タイトル | 地域社会のつながり―つながりの再構築を目指して― |
内容 | 経済・社会環境の変化に伴い、私たちの生活スタイルは一転した。核家族化・サラリーマン化に加え、借家・集合住宅での生活により、地域活動に参加するきっかけや時間的余裕はなくなった。そして現在、価値観の多様化から地域住民によるつながりへの意識は低下し続けている。高齢者の社会的孤立防止や治安維持、防災・防犯というような住民による見回りなどの地域機能が、つながりの希薄化のために低下している。これからの地域を担う存在である子供たちは、住民の交流不足によって地域でのびのびと育つことができない。 今後どのように地域との関わりを持つこととなるのか、現代の私たちの地域とのつながりを踏まえて考えていく。その際、地域の課題は地域全体で取り組まなければならず、特定の人に任せることなく住民全員が取り組むことを前提とする。そして、環境の異なる様々な地域に暮らす私たち一人ひとりに、共通してできることは何かを考察する。 |
講評 | 地域のつながりが希薄化している現状を明らかにし、それが、孤独死や介護問題、虐待などの社会問題、福祉問題の原因であると捉え、その上で、「地域社会のつながり再構築」の方途を探っている。「当事者たちが日常的に話し合うことによる解決」、「・・・まずは向こう三軒両隣から挨拶を交わすことを始めたい」、「近隣住民同士で信頼関係を築く」事を最初のステップとしている点が興味深い。 |
キーワード1 | 地域 |
キーワード2 | つながり |
キーワード3 | ソーシャルメディア |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
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