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学科 | 社会福祉学科 |
年度 | 2017 |
ゼミ名 | 埋橋 孝文 |
タイトル | 現代社会における待機児童解消に向けての提言 |
内容 | 2017年現在26,081人までのぼる待機児童。本研究を進めるにあたり、急速に保育所の数は増えている一方、待機児童数は依然増え続けていることに疑問を持った。そこで、本論文では、少子化が進む日本で、なぜ待機児童はなくならないのか、保育士不足をはじめとする、その原因を紐解き、待機児童解消への提言を論じる。 また、本稿では待機児童解消に向けた提言として、「幼老複合施設」に焦点を当てている。「幼老複合施設」とは、保育園とデイサービスセンター、児童館と特別養護老人ホームなど、子ども用の施設と高齢者用の施設が合築・併設された複合施設のことである。「幼老複合施設」には、待機児童解消だけでなく、地域のつながりや世代間交流などの副次効果も期待される。これらの地域のつながりといった副次効果の観点から、待機児童解消に向けて私たちにできることを考察する。 |
講評 | 待機児童問題の深刻化の現状を明らかにし、解消へ向けた方途として「幼老複合施設のすすめ」を説いている。この施設は土地の確保や既存施設の有効活用というメリットがあり、また、「異世代交流の促進」という副次効果も期待できる。もちろんデメリットもあるのであるが、少人数制、カフェやイベントを通した地域交流、SNSの活用、介護福祉士と保育士の資格の統一化などの提案が興味深い。 |
キーワード1 | 待機児童 |
キーワード2 | 保育士不足 |
キーワード3 | 養老複合施設 |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
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