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学科 | 社会福祉学科 |
年度 | 2017 |
ゼミ名 | 埋橋 孝文 |
タイトル | 「入社」型社会における若者の雇用問題 ~「就職」型社会の欧米諸国と比較して~ |
内容 | 日本では長年新卒一括採用制度という「就社」型社会に代表される、人員を補充して彼らに仕事を適当に当てはめていく制度があり、その採用基準は「人間力」といった曖昧な基準であったり、制度に取り残された新卒ではない若者は就職活動では不利な立場に立っていたりしていて、この制度には問題点があり日本の若者の雇用問題も解決されないままになっている。そこで「就職」型社会を参考にしながら日本の増加していく非正規労働者や職業訓練を受けられない学生などの問題を解決するために、「ジョブカード制度」や「日本版デュアルシステム」などの諸制度さらに進めていきながら教育機関と企業が連携をし、若者に職業訓練を受けさせ、専門的知識や技術を身に付けられるようにすれば、現在の若者の雇用問題を解決できると考える。 |
講評 | 欧米諸国の「就職型社会」と日本の「入社型社会」を比較し、後者の新卒一括採用制度の欠点を指摘する。その上で、未だ十分な成果を挙げていないのであるが、「日本版デュアルシステム」「ジョブカード制度」が目標としている方向、つまり、学生に対して職業訓練や職業教育を強化する方向を支持している。最初の疑問「人間力」といった曖昧な基準による選考への疑問から出発している点が興味深い。 |
キーワード1 | 「入社」型社会 |
キーワード2 | 「就職」型社会 |
キーワード3 | 非正規雇用 |
キーワード4 | ジョブカード制度 |
キーワード5 | 日本版デュアルシステム |
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