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学科 社会福祉学科
年度 2017
ゼミ名 野村 裕美
タイトル 重度身体障害者の自立生活とそれを支えるパーソナル・アシスタントの役割
内容 現在、障害者の自立生活について多くの研究がなされ、多くの障害当事者が地域で自立生活を送っている。その中には、人工呼吸器を装着し、吸引等の医療行為が必要な、いわゆる重度身体障害者もいる。彼らは決して自分1人の力では生活していくことはできない。それを支える人がいる。本稿では、そんな重度身体障害者の生活を支える人の1人であるパーソナル・アシスタントに焦点を当て、自分専属のヘルパーがいることで、いかに自分らしい地域での自立生活を送ることができるのかということを検証していく。また、重度身体障害者にとって自立生活とはどういったものであるのかということについても改めて考察していく。
講評 パーソナルアシスタントの仕事を通しての体験や実習での学びをもとに書き上げた本論は、自らの活動のリフレクション記録に相当するものであると受け止めた。それは単なる活動記録ではなく、社会福祉の学びを選んだ自分と、支援者として今後自律(自立)していくために自らを整理するための記述のプロセスであったように思う。「自分らしく生活していく為のより良い介護というものを一緒に作り上げていく」という自分でたどり着いた文言は、今後も忘れてほしくないと思う。介護は暮らしそのものである。暮らし(介護)を支えるのは縦割りの発想では実現不可能である。「丸ごと」の理念は、そこに通ずるものであると考える。
キーワード1 重度身体障害者
キーワード2 自立生活
キーワード3 パーソナル・アシスタント
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