詳細 | |
---|---|
学科 | 社会福祉学科 |
年度 | 2017 |
ゼミ名 | 永田 祐 |
タイトル | 障害者の自立をはばむ障壁 |
内容 | 実習先で感じた疑問を卒業論文のテーマとした。その中で、①社会的風潮、②社会資源の不足、③障害者自身で考える選択肢が少ないこと、④家族の反対が原因になっているのではないかと考え調べた。その結果、まず家族が家で介護をすること前提のサービスが多いことから、制度の改革が必要と考えた。①から④の事柄は重なり合っており①の社会的風潮を解決するには他の②、③、④を解決する必要があることに気づいた。また、社会全体の問題として当事者以外の人たちにも関心を持ってもらわなければ解決は難しいのではないかと考えた。特に「障害者は家族が最後まで面倒をみるもの」という考えが強く、この考え方が変わらなければ、障害者の自立を阻む大きな原因になるであろうと考えている。 |
講評 | 一貫して障害者の問題に関心を持ち、実習でも重度障害者通所介護での実習に取り組み、卒業論文では「親亡き後」の障害者の自立とその障壁について取り上げました。卒論でも取り組んだように、特に重い障害のある人の地域での暮らしはサービスが増えれば解決するという問題ではなく、家族も含めた私たちの意識や社会そのものの問題であるといえます。簡単には解決できない大きな課題ですが、卒業後も障害者福祉の現場でこの課題に取り組まれることを期待しています。 |
キーワード1 | 社会的風潮 |
キーワード2 | 社会資源の不足 |
キーワード3 | 障害者自身で考える選択肢が少ない |
キーワード4 | 家族の反対 |
キーワード5 | |
戻 る |