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学科 社会福祉学科
年度 2017
ゼミ名 永田 祐
タイトル 地域福祉における福祉教育の役割
内容 今日、生活困窮や地域の希薄化など地域における様々な社会的問題が表面化していく中で、体験学習などを通して多様な価値観を学ぶ福祉教育の重要性が指摘されている。では福祉教育が地域の諸課題に向き合うために求められる役割とはどういうものなのだろうか。本論文ではまず、福祉教育という言葉の歴史や現状について述べる。そのうえで本論文における福祉教育という言葉の定義を明確にする。次に、学校の教育現場における福祉教育の現状や課題について述べる。そして、今ある課題にどのように向き合うかということを地域住民が関わる福祉教育や学校の枠にとらわれない地域を基盤とする福祉教育の事例を交えながら考察していく。加えて、福祉教育の経験を地域福祉の実践に繋げていくためのリフレクションの重要性についても考察し、福祉教育が地域福祉の推進に重要な役割を担っていることについて述べる。
講評 実習での学びから福祉教育を卒論のテーマとして取り組みました。これまでの福祉教育は、座学が中心で、形式的なものにとどまってきましたが、地域共生社会を目指すためには、子どもたちだけでなく、地域住民にも対象と広げた学びの機会が必要になります。実習で体験した地域住民がかかわる福祉教育のプログラムや様々な事例から、これからの福祉教育のあり方を提起できたと思います。実習や卒業論文にも真摯に取り組みましたね。就職してからも地域とかかわる企業人として、また一市民として、地域福祉にかかわってほしいと願っています。
キーワード1 地域福祉
キーワード2 福祉教育
キーワード3 リフレクション
キーワード4 社会福祉協議会
キーワード5  
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