詳細 | |
---|---|
学科 | 産業関係学科 |
年度 | 2008 |
ゼミ名 | 冨田 安信 |
タイトル | 学校教育からみる主体性を引き出すためのしくみ |
内容 | 組織に属してわかったことがある。主体的に取り組む人間と取り組まない人間がいるということだ。なぜ、一生懸命取り組む人間がいる一方で、取り組まない人間がいるのだろうか。「それは個性だから」そんな簡単な一言で片づけられるわけがない。本論文は、実際に2つの高校で行われた教育プログラムの事例を用いて、主体性を引き出すためのしくみの追求を行う。平凡な高校が授業プログラムの変化によって、生徒の目が変わり、劇的に有名大学への合格率を高めている。その裏側にあるのは、単なる詰め込み教育ではなく、社会の現場と高校生が真っ向からぶつかりあうことだ。そこにあったのは、3つのしくみである。キャリアに関する教育、グループ共同作業と競争性、運営側のマネジメントスタイル。これからが混じり合い主体性を生み出していく。心理学者マズローの提唱する「欲求階層説」をベースに、人の主体性を伸ばすしくみを書き解いていく。 |
講評 | 今年度から、産業関係学科では卒業論文の口頭試問が始まりました。先生2人がペアになって口頭試問をしますので、両方のゼミ生の卒業論文を読みます。また、口頭試問での受け答えで、学生がどれだけ真剣に卒業論文に取り組んだかがよくわかります。論文を読み、口頭試問での受け答えを聞けば、先生方がどのように卒業論文を指導しているかが見えてきます。今回の口頭試問で、「これではちょっとまずい。これから何とかしなければ」と強く感じました。学生だけでなく、先生もその気にさせるということも、卒業論文の口頭試問を始めた理由の1つでしょう。 |
キーワード1 | 人材育成 |
キーワード2 | 主体性 |
キーワード3 | マズロー |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
戻 る |