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学科 | 社会福祉学科 |
年度 | 2017 |
ゼミ名 | 上野谷 加代子 |
タイトル | 地域で暮らす高齢者にとっての居場所の役割と機能とは-各地の実践の手がかりに- |
内容 | 近年、地域のつながりの希薄化や高齢者の社会的孤立が大きな問題となってきている。それに対する方策として、各地では居場所づくりの取り組みが行われている。居場所には、「役割や生きがいをつくる場」としての役割、「住民同士や住民と専門職との交流の場」としての役割、「見守りの場」としての役割の3つの役割を担っている。 高齢者が地域で孤立することなく、様々な人と関わり合いながらその人らしく生活するために、居場所は欠かすことのできないものであり、今後もますます重要となるだろう。 |
講評 | 本論文は、つながりの希薄化や社会的孤立という課題を解決するための「居場所」づくりについての論考である。居場所とは何か、その役割は何か、を文献により考察したうえで、3か所の実践例を紐解きながら丁寧に観察し論じている。そもそも「居場所」とは主観的なものであるという指摘は面白い。居場所に来れない人や来ない人がいるということに関しての考察は彼女の優しさがあふれている。居場所を、・生きがいや役割を創る場、・様々な世代との交流の場、・見守りの場 として説明を展開している。 多くの高齢者にとって、居場所を探し、自分の居場所を創っていくことの重要性について的確に論じている。 |
キーワード1 | 居場所 |
キーワード2 | 役割 |
キーワード3 | 地域のつながり |
キーワード4 | 孤立 |
キーワード5 | |
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