| 詳細 | |
|---|---|
| 学科 | 社会福祉学科 |
| 年度 | 2017 |
| ゼミ名 | Martha MENSENDIEK |
| タイトル | 性的少数派を取り巻く社会の移り変わり～LGBTの人々が生きやすい社会とは～ |
| 内容 | 多様性というキーワードから、本論文では性的マイノリティーについて取り上げて考察を深めたい。日本では渋谷区でようやく同性同士のカップルのパートナーシップ証明書が発行できるようになった。しかし、LGBTの人々にとって日本はまだ生きやすい社会であるとは言えない。同性婚やパートナーシップ制度が認められている国も増える一方で、対応に遅れている日本の社会の現状に、私は問題意識を持っている。マイノリティーが生きづらさを感じることなく、多様性が認められる温かい社会であって欲しいという考えを根底に、歴史や地域比較などを通して原因はどこにあるのかを追求する。また、日本がLGBTを含むマイノリティーに寛容であり、また同性婚が認められる国であるべきだという自身の考えを根拠付け、“共生”を実現することを目がける事の重大さを、本論文を、通じて裏付けたい。 |
| 講評 | LGBTが認められる社会の実現に向けて、現在の日本社会の課題について考察した。日本の現状と法制度の国際比較を紹介した。性的多様性を受け入れている「ゲイ・フレンドリー」な国と、その国の幸福度の関連性についての比較と考察は特に興味深く、最新のデータを紹介できたことを評価したい。また、映画を通してみる性的マイノリティのステレオタイプとその変化について考察し、映画好きの門脇さんらしい、特徴のある論文を仕上げた。「多様性を受け入れることは社会を豊にする」、という視座をもつ担当者として、この論文はまさにそれを裏付けていて、門脇さんの貢献に感謝したい。 |
| キーワード１ | 多様性 |
| キーワード２ | LGBT |
| キーワード３ | 同性婚 |
| キーワード４ | 映画 |
| キーワード５ | 共生 |
| 戻 る | |