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学科 社会福祉学科
年度 2017
ゼミ名 Martha MENSENDIEK
タイトル 日本人の働き方について考える ~ワークライフバランスの実現に向けて~
内容 現在日本には様々な社会問題が存在する。その中で特に注目しているのが「長時間労働」である。本論では、長時間労働を問題視しつつ働くすべての人々がより心地良く仕事をするにはどのようにすればいいか、ワークライフバランスの実現に向けて提案することを目的とした。調べていくと、単に長時間労働というひとつの要素のみが原因でワークライフバランスの実現を足止めしているのではないとわかった。そこで、実際にワークライフバランスの満足度が高い国であるオランダを参照し、どのような働き方を行っているのか、またそのような働き方が定着した経緯を知った。結果、オランダではパートタイム労働の割合が他国に比べ突出して高いこと、家事や自らに対するケアについての考え方が異なることが印象的であり、考え方という面において日本も見習っていくべきではないかと考えた。今回このような話題を論じたことで、より多くの人がこの問題について知り、考えを深めていくきっかけになればと思う。
講評 長時間労働の問題に関心をもち、ワークライフバランスの実現について考察した。日本の労働時間の現状を他国と比較して紹介し、ワークライフバランスを妨げる原因は単に長時間労働ではなく、他の要因の絡んでいることした。また、オランダの取り組みを丁寧に紹介し、特にテレワークの可能性に着目した。また、ワークライフバランスの実現に向けた日本での取り組みの具体例を紹介した。オランダでは男女を問わず短い(あるいは柔軟な)労働時間、そして家事と育児は「価値のある仕事」という考え方なども、生活全般の満足感につながるという。働くことの意味、生活において何が大切なのかなどについて考えさせられる、丁寧な、そして深みのある論文を仕上げた。
キーワード1 ワークライフバランス
キーワード2 オランダ
キーワード3 パートタイム
キーワード4 組み合わせ
キーワード5 価値ある仕事
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