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学科 社会福祉学科
年度 2017
ゼミ名 Martha MENSENDIEK
タイトル 教育格差から考える日本~格差の再生産を止めるためには~
内容 長い間、日本は格差のない平等度の高い国という認識があった。しかし、それは過去のものとなり日本でも格差が認識されるようなりつつある。格差にも二つの種類があると考えられる。一つが所得や資本分配に代表されるような、経済活動の成果によって生じた結果の格差、もう一つが経済活動を行うのに際して機会が平等に与えられているかに注目する機会の格差である。本論文では主に機会の格差について考察し、また機会の格差の代表を教育格差に焦点をあてる。日本では公教育が充実しており、それ以上の教育を受ける際には奨学金制度があるので経済的理由から教育をあきらめる機会は少ないのかもしれない。しかし、日本においても教育は親の年収や家庭環境などの要因が大きな影響を与えており、業績主義ではなく属性主義的側面がある。このような現状の中でどのような制度が格差の再生産を防ぐため必要なのか考えていきたい。
講評 教育格差の問題に着目し、その現状と課題を整理し、是正策を検討した。教育格差が雇用と収入の格差につながることについて様々な角度から考察した。学歴によって差が生じる理由についての考察は特に印象的で、日本の雇用制度のあり方への問題提起のような内容でもある。また、是正策について政府の取り組みを紹介した上で、給付奨学金制度の充実を訴えた。政府は「教育に価値を認識し、教育の支出を増やす努力を」、そして国民は「子どもは社会全体で育てる」という理解が必要であるとし、深みのある論文を仕上げた。
キーワード1 格差の再生産
キーワード2 機会の格差
キーワード3 格差固定
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