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学科 | 社会福祉学科 |
年度 | 2017 |
ゼミ名 | Martha MENSENDIEK |
タイトル | 認知症に最も効果的な手段はどれか? ~人との会話・食事・薬・運動~4つの手段から考察する |
内容 | 現代の医学界では、一旦発症した認知症の完治は困難、または不可能だと考えられている。なぜだろうか?それは、認知症の診療歴が約30年に及ぶ河野によれば、認知症に対する歴史が他の分野(内科や精神医学などは100年)と比べて約20年と浅く、研究が不十分だからと主張する。しかし、認知症の対処療法である「人との会話」や「食事」に加えて、最近では、薬物治療である「コウノメソッド」や運動治療である「コグニサイズ」が注目され始めた。私は、そういった認知症に効果的だと思われる「人との会話」「食事」「コウノメソッド(薬物治療)」「コグニサイズ(運動)」の計4つをそれぞれ比較して、どれが最も効果的か検証していく。検証結果としては、認知症を治療できるかという視点から、治療実績や同業者の実践数から薬物治療である「コウノメソッド」が最も効果的だという結論に至った。しかし、今後の英知ある医者・福祉関係者による研究によって、より適切な治療方法が見つかることを私は期待する。 |
講評 | 教職の介護実習の体験から、認知症に関心をもち、認知症の治療に何が効果的なのかについて考察した。この論文では、特に薬と運動の効果に着目したが、薬物治療の「コウノメソッド」が最も効果的であると結論づけた。社会福祉の分野文献研究と考察を加えることでより社会福祉学科らしい論文に仕上げることができたが、河野くんらしい一つの卒論を仕上げることができた。 |
キーワード1 | 人との会話 |
キーワード2 | 食事 |
キーワード3 | コウノメソッド(薬物治療) |
キーワード4 | コグニサイズ(運動) |
キーワード5 | |
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