詳細 | |
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学科 | 産業関係学科 |
年度 | 2008 |
ゼミ名 | 冨田 安信 |
タイトル | 女性の労働についての一考察 |
内容 | 私は、来年から女性総合職として働くことへの不安があったので、いつから女性は男性と同じように働く道を選ぶようになったのか、その変化の様子やそうなっていった背景について調べようと思った。まず昭和から平成へ、社会経済の変化や女性自身の意識の変化で、「女性は家庭」という社会から「女性も男性と同じように働く」社会へと変化した。また女性の労働力率の国際比較では、2つの特徴がある。1つは結婚や出産で退職した後、再び働くというM字型カーブである。もう1つは高学歴になるにつれて労働力率が他の先進諸国と比べて低く、その理由として結婚や出産で社会から離れる傾向にあること、一度離れてしまうと復帰しにくいことが挙げられる。現在の日本はだいぶ働く女性が増えたとは言え、働きやすい環境であるとは言えず、女性の意識だけでなく、男性や企業や社会の意識を変えていくことが必要であり、理解や協力が不可欠であると思う。 |
講評 | 今年度から、産業関係学科では卒業論文の口頭試問が始まりました。先生2人がペアになって口頭試問をしますので、両方のゼミ生の卒業論文を読みます。また、口頭試問での受け答えで、学生がどれだけ真剣に卒業論文に取り組んだかがよくわかります。論文を読み、口頭試問での受け答えを聞けば、先生方がどのように卒業論文を指導しているかが見えてきます。今回の口頭試問で、「これではちょっとまずい。これから何とかしなければ」と強く感じました。学生だけでなく、先生もその気にさせるということも、卒業論文の口頭試問を始めた理由の1つでしょう。 |
キーワード1 | 女性の意識 |
キーワード2 | 世論 |
キーワード3 | M字型カーブ |
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