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学科 | 社会福祉学科 |
年度 | 2017 |
ゼミ名 | 空閑 浩人 |
タイトル | 大人の愛着障害の克服-仕事、恋愛等の人間関係に悩む大人の生きづらさ- |
内容 | 近年、児童虐待やネグレクト等のニュースが後を絶たない。メディアや新聞では主に子どもに対してのケアが取り上げられているが、心に傷を負ったまま大人になり様々な場面で生きづらさを抱える「大人の愛着障害」を持つ人についてを研究したいと考えた。「なぜかいつもあの人は他人と距離を保ちたがる」「あの人が恋愛で上手くいっていることを聞いたことがない」など、誰の周りでも一度は目にしたことのある事例を深く研究していく。「子ども」のみならず、子ども時代に一定の養育者から愛情を十分に受けられなかった「大人」の愛着障害は、生きていく上で当人たちにどのような生きづらさをもたらすのか。そして、養育者からの愛情が欠乏したまま大人になってしまった人の生きづらさを可視化し、「目に見えない障害」であるからこそ、周囲の人間の力が不可欠となるこの障害の原因を明らかにして解決策に繋げていく。「愛着とは、第二の遺伝子である。」 |
講評 | 人間関係に悩むなどの生きづらさの背景に、幼少期の経験、具体的には親との関係があるとする論考である。すなわち「愛着障害」とされる状態が、大人になってからの人間関係の取り方に影響を与えているとして、その克服の方法まで至る考察は興味深い。 |
キーワード1 | 愛着 |
キーワード2 | アタッチメント |
キーワード3 | 生きづらさ |
キーワード4 | 子ども |
キーワード5 | 安全基地 |
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