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学科 社会福祉学科
年度 2017
ゼミ名 空閑 浩人
タイトル 日本の少子化社会の現状と課題-少子化が克服される社会の実現のために-
内容 本稿は、日本の少子化の現状を理解し、その原因を探る。少子化の与える社会的・経済的影響についての理解を深めながら、日本の少子化の歴史についても考察していく。更に、ヨーロッパの少子化対策を参考にしながら、その対策を日本に取り入れ、日本社会をより良くしていくためにどういった課題があるか、を考察することを目的としている。
研究理由として、就職活動を通して「女性の社会進出」「女性の働き方」について考え始めたのがキッカケである。昔に比べて、現在は働きたい女性が増え、「子供が好きな人だけ結婚して出産すればいい」という考えが浸透しているように考える。筆者は、自分自身が生涯仕事をするのと同時に、結婚して子供もほしい、と考えている。本稿は、少子高齢化対策に加え、このように、「仕事も家庭も両立できる社会」になるための方法を考察していく。
また、現在よくメディアで目にする「お見合い番組」の存在など、実際にこういった番組が少子化にどういった影響を与えているのかについても、「若者の結婚・出産事情」に視点を当てながら考察していく。
様々な視点から「日本の少子化」について考え、より良い社会の実現のために、読者それぞれが自分の中での今後の課題を見つけることを目標としている。
講評 自らの就職活動の経験が出発点にある論考である。日本では少子化が叫ばれて久しいが、未だその克服のための有効な手立てが示されていない。そもそも少子化の背景に何があるのかの考察に基づいた、育児と仕事の両立に向けた筆者の主張は説得力に富む内容である。
キーワード1 少子化
キーワード2 出生率
キーワード3 支援制度
キーワード4 人口減少
キーワード5 女性活躍社会
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