| 詳細 | |
|---|---|
| 学科 | 産業関係学科 |
| 年度 | 2008 |
| ゼミ名 | 冨田 安信 |
| タイトル | 新規高卒労働市場の実態 |
| 内容 | ここ数年、「就職売り手市場」と言われていた時代も今や過去のことのようで、最近では再び「就職氷河期」を迎えつつある。それに伴い、これから就職活動を通じ、社会へ飛び出そうと意気込んでいる学生には大きな痛手となっている。特に何らキャリアの持たない高校生にとっては大きな影響が及んでいる。現在、終身雇用・年功序列が崩壊し、成果主義が大々的に謳われている。また、日本の雇用形態では非正規労働者の雇用が増加しており、過去に比べ大きな労働市場の変化が見られる。そうした中、現在の日本の雇用形態や労働市場はどのように新規高卒労働市場に影響を与えているのだろうか。高校生にとっては人生の進路選択を余儀なくされる進学・就職の間に挟まれる立場であり、少なくとも「働くこと」について考えるだろう。しかし、そういった高校生の意識と反面して、日本の労働市場は彼らを受け入れる態勢がととのえられていないのではないだろうか。またそれだけでなく、高校生の「働くこと」についての意識の変化も大きく見られる。それらを踏まえ、現在の高校生の意識変化や労働市場の変化・実態について着目し、本論文は述べている。 |
| 講評 | 今年度から、産業関係学科では卒業論文の口頭試問が始まりました。先生２人がペアになって口頭試問をしますので、両方のゼミ生の卒業論文を読みます。また、口頭試問での受け答えで、学生がどれだけ真剣に卒業論文に取り組んだかがよくわかります。論文を読み、口頭試問での受け答えを聞けば、先生方がどのように卒業論文を指導しているかが見えてきます。今回の口頭試問で、「これではちょっとまずい。これから何とかしなければ」と強く感じました。学生だけでなく、先生もその気にさせるということも、卒業論文の口頭試問を始めた理由の1つでしょう。 |
| キーワード１ | 新規高卒労働市場 |
| キーワード２ | 産業構造の変化 |
| キーワード３ | 積極的進路保障 |
| キーワード４ | |
| キーワード５ | |
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