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学科 | 社会福祉学科 |
年度 | 2017 |
ゼミ名 | 空閑 浩人 |
タイトル | 日本とデンマークにおける終末期医療―死の前の患者のQOLと周りの人の理解とサポート― |
内容 | 本稿は先進国、新興国に関係なく、世界の国々の医療水準の向上に伴い、今後の終末期医療、そして患者のQOLを考える事の重要性を明らかにしていく。 初めに終末期医療の定義から始め、日本の終末期医療の背景や現在の終末期医療の抱える問題を掘り下げていく。次に患者のQOLや尊厳死について触れ、医療現場において期待されているQOLと実際のQOLや、医者と患者の関係性について論じていく。最後に超福祉大国であるデンマークの終末期医療について調べ上げる。実際にデンマークの医療現場で起きた事例などを取り上げていき、日本との倫理観や価値観の違いを明らかにしたい。そのデンマークの終末期医療から生まれる医療への考え方と日本の終末期医療を比較することで、今後の日本の終末期医療に対してどういったアプローチができるか明らかにしていきたい。 |
講評 | 今日における「終末期医療」のあり方に正面から挑んだ力作である。終末期や人間の死をめぐる様々な議論があるなかで、このことが決して医療だけの問題ではないことが示されている。デンマークでの取り組みとの比較も大変興味深い。 |
キーワード1 | 終末期医療 |
キーワード2 | QOL |
キーワード3 | デンマーク |
キーワード4 | 尊厳 |
キーワード5 | 医師と患者 |
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