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学科 | 社会福祉学科 |
年度 | 2017 |
ゼミ名 | 空閑 浩人 |
タイトル | 社会的養護と多様な家族のあり方―里親制度と子どもの社会的自立の視点を中心に― |
内容 | 本研究は、社会的養護を必要とする子どもたちが自立していくためには、「良好な家庭的養育環境」がいかに必要であるかの考察と、代替家庭となる里親家庭に重きを置いていかなければならないことを論じ、多様な家族の姿を明らかにすることを目的としていく。そして、社会的養護の担い手であると考えられる里親を、もっと日本で普及させていくためには、里親に対して社会が抱く認識や考え方を変えていかなければならないこと、里親や社会的養護を必要とする子どもたちの存在を知っていかなければならないことを論じていく。「家族」のかたちや定義のこだわりを解きほぐし、血縁関係だけで「家族」がつくられるのではないことを明らかにする。これらのことを踏まえて、社会的養護にもっと積極的意味を見出していく。 |
講評 | 里親制度を中心に、子どもにとっての家族の意味やそこから見いだせる社会的養護のあり方を展望した論文である。生まれてくる子どもの未来を見据え、新しい家族のあり方と社会的養護の積極的な意義とこれからの可能性が示唆された力作である。 |
キーワード1 | 社会的養護 |
キーワード2 | 家族 |
キーワード3 | 家庭的養育 |
キーワード4 | 里親 |
キーワード5 | 子どもの自立 |
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