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学科 産業関係学科
年度 2008
ゼミ名 冨田 安信
タイトル ライブハウスの社会史〜システム化されたライブハウスに待ったをかける〜
内容 ライブハウスは1970年代、音楽の演奏や視聴ができる空間の必要性から出発したが、音楽がビジネスとして通用するとわかると、1980年以降から商業化・システム化され、ライブハウスはお金儲けの手段として利用され始めた。現在ではそのシステム化されたライブハウスが増加している現状に対し、本来の「音楽の演奏や視聴ができる空間」であり、ライブハウスに訪れたことがない人でも気軽に入ることが出来る空間作りが見直され始めている。皆さんはライブハウスというとどのような場所を想像するだろうか?人それぞれライブハウスに対して思い抱いているイメージがあると思うが、少なくともライブハウスや音楽と関わることなく生活している人のライブハウスに対する認識と、私自身を含めたライブハウスに関わっている人の認識とは違うはずである。そこで、この論文では、ライブハウスとはどういう場所なのか、また、その中で動いている人の動きを、自分の体験を交えながら書いていこうと思う。この論文を読んで、ライブハウスに少しでも興味が沸いていただけたら、また、ミュージシャンの実情を少しでも理解していただけたら幸いである。
講評 今年度から、産業関係学科では卒業論文の口頭試問が始まりました。先生2人がペアになって口頭試問をしますので、両方のゼミ生の卒業論文を読みます。また、口頭試問での受け答えで、学生がどれだけ真剣に卒業論文に取り組んだかがよくわかります。論文を読み、口頭試問での受け答えを聞けば、先生方がどのように卒業論文を指導しているかが見えてきます。今回の口頭試問で、「これではちょっとまずい。これから何とかしなければ」と強く感じました。学生だけでなく、先生もその気にさせるということも、卒業論文の口頭試問を始めた理由の1つでしょう。
キーワード1 ミュージシャン
キーワード2 ライブハウス
キーワード3 ノルマ
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