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学科 産業関係学科
年度 2008
ゼミ名 冨田 安信
タイトル 働きすぎ日本人の実態
内容 日本は経済大国と言われて久しい。確かに日本は経済的に豊かになり、モノが街中に溢れかえり、インターネットが広く普及したことで、欲しいと思ったモノがどこにいても安く素早く手に入る便利な社会になった。しかし、同時に賃金格差、雇用不安、ワーキングプアなどの社会問題が起こっている。また、うつ病などの病気、過労死、過労自殺など過酷な労働によって引き起こされる問題は増加傾向にある。このように、今日の日本は決して豊かな社会と言い切ることはできない。経済的豊かさを手に入れたはずの日本人は、精神的豊かさを実感し日々の生活に満足できていないのが現実だ。人々は便利な世の中になったにもかかわらず、どうして忙しく働き続けてしまうのか。どうして、現在そして将来に不安を抱えるようになってしまったのか。本論では、働きすぎと言われる日本人の実情を見ていき、今後この問題とどのように向き合っていけば良いのかを考えていく。
講評 今年度から、産業関係学科では卒業論文の口頭試問が始まりました。先生2人がペアになって口頭試問をしますので、両方のゼミ生の卒業論文を読みます。また、口頭試問での受け答えで、学生がどれだけ真剣に卒業論文に取り組んだかがよくわかります。論文を読み、口頭試問での受け答えを聞けば、先生方がどのように卒業論文を指導しているかが見えてきます。今回の口頭試問で、「これではちょっとまずい。これから何とかしなければ」と強く感じました。学生だけでなく、先生もその気にさせるということも、卒業論文の口頭試問を始めた理由の1つでしょう。
キーワード1 所定外労働
キーワード2 年次有給休暇
キーワード3 ワークライフバランス
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