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学科 社会福祉学科
年度 2017
ゼミ名 小山 隆
タイトル ホームレスの実態と支援―地域と他国が行っている支援を参考に―
内容 厚生労働省のホームレス実態調査では、ホームレスの数は年々減少しているという。しかし大阪市西成区には「釜ヶ崎」や「あいりん地区」と呼ばれる路上生活者や日雇い労働者が多く見られる地域が存在する。先進国と呼ばれる日本において、未だにホームレスが存在するのは何故か。国や地域はどのような支援を行い、また実際にきちんと支援が行き届いているのだろうか。本論ではこのような疑問に焦点を当てた。その中で日本のホームレスに対する政策ではまだまだホームレスが減らないと感じた。しかしその一方で日本はホームレスに対する地域支援は力強いと感じた。これらから「ハウジングファースト」や「半福祉・半就労」という考えや、就労に「農業」の選択肢を増やすことが有効ではないかと考えた。
講評 日本のホームレス問題を愛隣地区(釜ヶ崎)を事例とし、検討した論文である。丹念に釜ヶ崎の形成史を追ったうえで、ホームレスの社会参加の具体的努力の事例として「ビッグイシュー」の販売を紹介している。そして、最終的提言として、「ハウジングファースト」「半福祉・半就労」「農業」の導入を唱えている。
キーワード1 ホームレス
キーワード2 ハウジングファースト
キーワード3 半福祉・半就労
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