詳細 | |
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学科 | 産業関係学科 |
年度 | 2008 |
ゼミ名 | 冨田 安信 |
タイトル | 成果主義における評価の不満をなくしていくためには |
内容 | 現在、従業員数1000人以上の大企業のうち約8割の企業が何らかの形で成果主義を導入しているという。しかし、成果主義が日本の賃金制度の主流になりうるくらい価値のある賃金制度なのかというと、私は少々懐疑的に見ざるをえない。なぜ私は成果主義を懐疑的に見ているのか。それは、成果主義に否定的な意見の中に「公正な評価をするのが難しい」「評価に対する従業員の納得が得にくい」「上司や人事管理者が正しく成果や能力を評価してくれない」という評価の部分に対する意見が多数あることである。どんな賃金制度であっても、人が人を評価する以上、評価に対する従業員の不満というものは常に存在する。しかし、成果主義はこれまでの日本の賃金制度以上に、評価が処遇や給料にダイレクトに反映されてしまう。評価によって従業員の人生が大きく変わってしまうのだ。それだけに「公正な評価がなされる」「評価に対する従業員の納得を得る」というのは、成果主義が価値ある賃金制度として存在する上で最も重要な部分ではないだろうか。「公正な評価という観点から、成果主義における評価の不満をなくしていくためにはどうするべきなのか」というのが私の論文の出発点である。 |
講評 | 今年度から、産業関係学科では卒業論文の口頭試問が始まりました。先生2人がペアになって口頭試問をしますので、両方のゼミ生の卒業論文を読みます。また、口頭試問での受け答えで、学生がどれだけ真剣に卒業論文に取り組んだかがよくわかります。論文を読み、口頭試問での受け答えを聞けば、先生方がどのように卒業論文を指導しているかが見えてきます。今回の口頭試問で、「これではちょっとまずい。これから何とかしなければ」と強く感じました。学生だけでなく、先生もその気にさせるということも、卒業論文の口頭試問を始めた理由の1つでしょう。 |
キーワード1 | 成果主義 |
キーワード2 | 目標管理制度 |
キーワード3 | 評価 |
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