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学科 | 産業関係学科 |
年度 | 2017 |
ゼミ名 | 浦坂 純子 |
タイトル | B to B企業の広告活動における新たな可能性-従業員の企業に対する求心力を高める効果- |
内容 | 現在、BtoB(BusinesstoBusiness)企業でも、テレビCMなどを用いて一般消費者向けに広告活動を行う企業が増えており、新規販売先を開拓するなどの企業外に向けた目的が挙げられることが多い。しかし、費用対効果の面から考えると、目的を新規顧客の獲得だけであると断定することには疑問が残る。その他にも従業員の組織に対する求心力を高めるといった企業内に向けた目的もあるのではないかと考え、一般消費者向けの広告活動と従業員の企業帰属意識、モティベーションとの関係性について分析した。 その結果、企業が一般消費者向けに広告活動を行うことで、従業員の企業帰属意識の向上やモティベーションアップを期待できることが分かった。そのため、特に日常で社会的影響力を自覚することができないBtoB企業において、一般消費者向けの広告活動を行うことは、従来の企業外に向けた効果だけでなく、企業内に向けた効果もあるということが新たに分かった。 |
講評 | 「一般消費者向けのビジネスをしていないBtoB企業がなぜテレビCMを流すのか」という疑問に対して、従業員向けの効果を想定し、論証するプロセスはクリアである。欲を言えば、電話による調査の内容が十分でなく、従業員における効果を直接実証できていないこともあり、理論部分のサーベイを考察で活かし切れなかったことが残念である。 |
キーワード1 | B to B企業 |
キーワード2 | 一般消費者向けの広告活動 |
キーワード3 | 求心力 |
キーワード4 | 企業帰属意識 |
キーワード5 | モティベーション |
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