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学科 産業関係学科
年度 2017
ゼミ名 浦坂 純子
タイトル LGBT労働者の職場における現状
内容 本論文は、LGBTを含む性的マイノリティの労働者が、職場でどのような環境におかれているのかを把握し、その困難などを明らかにすることを目的としている。
LGBTに対する取り組みを強める企業は増加しているが、当事者を対象とした聞きとり調査の結果、そのように先進的な取り組みを進めている企業においても、企業全体としてLGBTに対する理解が十分に進んでいるとは言えず、差別的な言葉を上司から浴びせられた人も存在することが分かった。
個人の考え方や価値観の問題として終わらせるのでなく、LGBTもそうでない人も、それぞれが働きやすい職場環境を作るために、当事者がどのような状況に置かれているのかを可能な限り伝えている。
講評 LGBT当事者から得られた調査結果は圧倒的なリアリティを持つが、それ以前に労働者の性自認や性的志向がなぜ職場で(働く上で)問題になるのかについての議論に若干物足りなさを感じる。また、LGBTへの差別的な言動や待遇が、例えば性別や人種、国籍、障害などによるそれらと同列に論じられるのかについても掘り下げてほしかった。
キーワード1 性的マイノリティ
キーワード2 ダイバーシティ
キーワード3 LGBT
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