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学科 | 社会学科 |
年度 | 2016 |
ゼミ名 | 鯵坂 学 |
タイトル | アニメ聖地としての地域の在り方―京都市上京区出町桝形商店街を事例に― |
内容 | 今日、多くの地方は消滅の危機に直面し、商店街では買い物客の減少が深刻化している。しかし、近年アニメの影響で地域が活性化する事例が登場している。鳥取県境港市は1993年に『ゲゲゲの鬼太郎』の妖怪をモチーフとした「水木しげるロード」を作ったことで、商店街の活性化に成功し、20年以上も人々を魅了している。しかし、『ゲゲゲの鬼太郎』のように長く愛されているアニメは、継続的な地域振興に繋がるものの、アニメによる地域振興はほとんどの場合数年で効果を失っている。さて、アニメによる地域発展の効果を持続させるために、地域はどのようにあるべきなのか。筆者はアニメ『たまこまーけっと』の舞台地である出町桝形商店街を調査した結果、アニメファンはアニメの世界観を求めて訪れているものの、普段通りの温かい商店街に惹きつけられていることが明らかになった。アニメに頼り切るのではなく、アニメをきっかけとして地域がよりよい地域づくりに取り組んでいくことが重要なのではないだろうか。 |
講評 | 今年の卒論は、昨年度に比べて全体として優秀なもの(6つ)が多かったように感じています。 特に、先行研究もある程度参照出来ていて、インタビューと量的調査の両方駆使して、実証研究をした(5つ)ものもあり、読み応えのある論文がありました(5つ)。 そのうえで気になった点を以下に書きます。 ①先行研究の読み込みが不十分であり、それを踏まえた論旨の展開が弱い論文があった(4つ)。 ②それは、夏休み前に提出する春学期のレポートが不十分なためだといえます。 ③限られた時間で分析を行わなければならないときに、どの論点に絞るかについて、十分に検討できていない論文があった(3つ)。 ③一つの文章が長すぎるものがあり(6つ)、それぞれの文章を短くして簡潔な文章を書くようにしましょう。 ④殆どの論文で、節が長すぎるものがあり、もっと小まめに改行したほうが、読み手には分かりやすいと思います(7つ)。 ⑤スタイルガイドをよく参照出来ていないものもありました(2つ)。 |
キーワード1 | アニメ聖地巡礼 |
キーワード2 | 地域活性化 |
キーワード3 | たまこまーけっと |
キーワード4 | |
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