詳細 | |
---|---|
学科 | 社会学科 |
年度 | 2017 |
ゼミ名 | 鯵坂 学 |
タイトル | 同志社大学生の食習慣―居住形態と経済的状況による特徴と差異― |
内容 | 古くから使われている言葉に「衣食住」という人の生活の基盤を示している言葉があるように食事は昔から人間にとって生きていく上で必要不可欠なものである。近年この人間の食生活が変化しており、朝食欠食や飽食や孤食、様々な問題が起こっている。このような現代社会で生きている我々大学生の中にも同様の食問題が起こっている。そこで食生活に関するアンケート調査を同志社大学生を対象に行った。その結果、下宿生は実家生に比べて、粗末な食生活を送っている学生の割合が多く、食事の際に重要視することも2つの居住形態によって異なるものであった。下宿生の食習慣や食事への意識は好ましいと言えるものではなかった。また、下宿生にとっては、経済状態も彼らの食生活を特徴づける要素の1つとなっており、経済的に余裕のない下宿生は今回の調査では、最も理想的とは程遠い食習慣や食意識を持っている傾向があり、朝食の欠食習慣を有していることや、簡易的・経済的な食事を重要視している特徴が見られた。 |
講評 | 今年度の就職は全体として早めに決まった人が多かったのですが、卒論への取り組みが遅れた人がかなりいました。これにより昨年と比べて、「生煮え」の卒論が多くなりました。それなりに頑張った人もいましたが、読んでみて問題なく「A」だと確信できる論文は、残念ながらありませんでした。気が付いたことを書きます。◇良かったこと:独自な視点からテーマを選んで、先行研究をふまえて分析視角を設定し、フィールド・ワーク、インタビュー、参与観察を頑張った人がいた(4人)。◇反省点:①先行研究を見つけそれをじっくり読み、そのエッセンスを自分の言葉でまとめることが不十分な人が多かった。その結果、かなりの人にコピー・ペーストの部分が見られた(5人)。なかには、複数ページにわたり先行研究の丸写しと思われる論文もあり、口頭試験の時に修正を指摘しました(3人)。②春に配ったスタイル・ガイドにそった記述が出来ていない人があった(7人)。読んでいないと思われます(3人)!!!。実社会に出ればわかると思いますが、文章を書くにもそれぞれの組織・団体にルールがあるのです。③引用の付け方が不十分で(5人)、また(注)を使わない人もあった(7人)。④事実と意見の区別が曖昧な文章を書いた人(6人)⑤1つの文章が長すぎ、文脈が分りづらい論文があった(8人)。もっとシンプルで的確な文章を書いてください。◇皆さんへのお勧め:就職すれば、短いかもしれませんが報告書などを書くことがあると思います。そこで分かりやすい簡潔な文章を書くことは、大切なことだとわかると思います。同志社大学社会学科で勉強し、2万字以上の文章を書いたわけですから、文章や文字にはこだわりを持ってください。 |
キーワード1 | 大学生の食習慣 |
キーワード2 | 居住形態 |
キーワード3 | 経済状況 |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
戻 る |