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学科 | 教育文化学科 |
年度 | 2017 |
ゼミ名 | 越水 雄二 |
タイトル | イングランドにおける近代スポーツの誕生―民衆への影響を探って― |
内容 | 本論文は、イギリスに様々分野において変化をもたらすこととなった産業革命期を中心として社会の変化と近代スポーツの誕生が人々にどのような影響を与えたのかに焦点を当てて考察するものである。 まず、第1章では当時のイギリス社会の在り方とその変化について述べていく。第2章では、イギリス社会とイギリスの人々の根底にあると考えらえる宗教、キリスト教について述べていく。第3章では、人々の人格形成や社会形成に大きく影響を与えたであろう教育について当時のパブリック・スクールを中心に述べていく。第4章では、本論文の焦点であるスポーツについてそれまでの3章分を踏まえ述べていく。最後に、結論として以上の4章分の考察を踏まえて、スポーツが民衆にどのような影響を与えたのかについて検討している。以上のように本論文は構成されている。 |
講評 | 2017年度の〈西洋教育文化(史)ゼミ〉では、7本の卒業論文が提出されました。また、前年度3年次の本ゼミ参加者のうち1名は、今年度4年次に卒業研究を提出しています。 どの卒業論文/研究のテーマも、執筆者それぞれの興味関心に基づいて自由に設定それたものです。テーマの決定や取りかかりが遅かったり、就職活動や公務員試験に時間をとられたりなど、卒業論文/研究の完成が本人にも私にも心配になることもありました。しかし、ゼミで中間発表と相互検討を重ねながら全員が何とか論文を書き上げ、卒業予定者は全員提出できたことをまずは喜びたいです。そして、各自の取り組みの姿勢で反省すべき点は、きちんと振り返っておく必要があります。もちろん私も、各人に適切な指導ができていたかをよく反省しなければなりません。 「文は人なり」(文章は著者の人間性を表わす)と言われる通り、学生それぞれの個性がよく反映された卒業論文/研究になっていると私は思います。皆さんにとって今後、論文/研究の内容が西洋に限らず日本や世界の教育や文化、社会などを理解していく上での原点になることと、執筆の経験がそれぞれの仕事に活かされていくことを祈っています。 |
キーワード1 | イングランド |
キーワード2 | スポーツ |
キーワード3 | フットボール |
キーワード4 | 産業革命 |
キーワード5 | キリスト教 |
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