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学科 | 教育文化学科 |
年度 | 2017 |
ゼミ名 | 越水 雄二 |
タイトル | フランスの幼児美術教育とカプラブロック |
内容 | 本論文で筆者は、フランスの幼児向けの美術教育とカプラブロックという玩具の特徴を明らかにすることを通じて、それらがフランスの子どもたちの芸術性や創造性のけいせいにどのように影響しているかを考察したい。論文の構成は以下の通りである。 だ1章では、フランスの主な幼児教育機関である保育学校について考察する。保育学校の特徴と教育内容に主に重点を置いて論述し、フランス幼児教育への理解を深める。第2章では、3つの場所、フランスの保育学校とフレネ学校、そして、フラック機関という学校とは異なる場を取り上げて、それぞれで行われる様々な幼児美術教育の実態について紹介し、それらの特徴を検討する。第3章では芸術教育に力を注ぐフランス文部省が国内の幼児教育機関や家庭などに推薦する玩具であるカプラブロックについて考察し、その特徴と教育的価値を考える。 |
講評 | 2017年度の〈西洋教育文化(史)ゼミ〉では、7本の卒業論文が提出されました。また、前年度3年次の本ゼミ参加者のうち1名は、今年度4年次に卒業研究を提出しています。 どの卒業論文/研究のテーマも、執筆者それぞれの興味関心に基づいて自由に設定それたものです。テーマの決定や取りかかりが遅かったり、就職活動や公務員試験に時間をとられたりなど、卒業論文/研究の完成が本人にも私にも心配になることもありました。しかし、ゼミで中間発表と相互検討を重ねながら全員が何とか論文を書き上げ、卒業予定者は全員提出できたことをまずは喜びたいです。そして、各自の取り組みの姿勢で反省すべき点は、きちんと振り返っておく必要があります。もちろん私も、各人に適切な指導ができていたかをよく反省しなければなりません。 「文は人なり」(文章は著者の人間性を表わす)と言われる通り、学生それぞれの個性がよく反映された卒業論文/研究になっていると私は思います。皆さんにとって今後、論文/研究の内容が西洋に限らず日本や世界の教育や文化、社会などを理解していく上での原点になることと、執筆の経験がそれぞれの仕事に活かされていくことを祈っています。 |
キーワード1 | 幼児美術教育 |
キーワード2 | 保育学校 |
キーワード3 | カプラブロック |
キーワード4 | フランス |
キーワード5 | |
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