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学科 産業関係学科
年度 2008
ゼミ名 松村 彰
タイトル パブリック・リレーションズにおけるコミュニケーションの重要性
内容 パブリックリレーションズ(PR)というものが今日注目されている。パブリック・リレーションズとは、企業、官公庁、公共機関、NPOなどの組織や特定の個人が報道機関などを通して社会と良好な関係を築き、維持・発展させていくことに主眼を置いたコミュニケーション活動であるとされている。このが聞きなれないパブリック・リレーションズという言葉、この最たるものの核はコミュニケーション活動なのであろうか?パブリック・リレーションズについて意義・定義、その全貌を明確に捉えたい。そして私なりのパブリック・リレーションズの定義を定め、いかに現代においてパブリック・リレーションズの概念が欠如しているかを論じたい。、芯たるふれあいが困難になり、人間関係が希薄になる社会。企業の不祥事や偽装事件、人間関係の基盤を成す倫理観が欠如している。このような現代において、最も重要であり、再認識の必要なもの、それは「コミュニケーション」であると私は考える。この重要性を確立するものがパブリック・リレーションズではないかと考える。
講評  当ゼミでは卒業論文のテーマの設定は、基本的には各自に任せています。毎年産業関係に直接関係のあるテーマの他に、政治、国際、社会、文化、スポーツなどさまざまな分野を扱った卒論があります。大学4年間の集大成としてあまり相応しくないものや、我々と馴染みのないかなりかけ離れたテーマ以外は、学生が自由に選んだ題材をそのまま認めています。今年は例年以上にバラエティに富んだタイトルが揃いました。ロシア経済、国際人事管理、地球温暖化、教育制度、プロ野球選手、芸人養成所などなど。
 卒論は選んだ題材で優劣が決まるわけではありません。選んだ題材をもとに、問題提起が的確に示され、それを解明するため必要なデータと事実をもとに論理を展開する、そして自分の主張をまとめて結論に導く、これが論文のスタイルです。卒論で大切なのはオリジナリティです。自分の考えをあくまでも自分の言葉で表現することが大事です。こうした要素が整っているかどうかを採点基準にして、私は卒論を評価することにしています。
 今年の卒論は、何とか論文の体裁は備えているものの、例年に比べると力作が少ないように思います。ユニークなタイトル(題材)が多かっただけに、もっと実証的分析に力を入れ、論理をきちんと組み立てれば、面白い論文ができたと思います。この卒論が文字通りの「卒業」ではなく、各自が新たなスタート台に立って、再び新たな「卒論」に取り組んで欲しいと願っています。
キーワード1 倫理観
キーワード2 双方向性コミュニケーション
キーワード3 自己修正機能
キーワード4  
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