詳細 | |
---|---|
学科 | 教育文化学科 |
年度 | 2017 |
ゼミ名 | 中川 吉晴 |
タイトル | フローとは何か-自己実現との関連で |
内容 | 私は野球を通じてフロー体験をした。高校の時に体験したことから、本論文ではフローと様々な関連を述べている。第1章では、チクセントミハイのフロー理論についての歴史、特徴、フローに至るまでの条件を述べている。どのような状態・条件があればフローに至りやすいのか明記している。第2章では、自身のフロー体験を重ね合わせスポーツとフローの関連を述べている。自身の体験と重ね合わせることで、わかりやすくまとめている。また、社会人になる前に、ビジネスとフローについても触れている。第3章では、フロー体験と似ている至高経験にも触れ、フローと幸福・自己実現の関連を述べている。フローを感じることができるかどうかは、持って生まれた才能よりも、自分の目指す方向性の明確化、そのための努力などに左右される。 |
講評 | 本論文は、チクセントミハイが提唱したフロー概念について、その特徴と条件を整理たうえで、フローとスポーツの関係、フローとビジネスの関係をとりあげ、沢庵のいう無心との対比もおこなっている。さらにフロー概念の前身とも言える至高経験、自己実現との対比もおこない、幸福とフローの関係についても論じている。隣接領域との関連を詳しくとりあげている点で評価できる。 |
キーワード1 | フロー |
キーワード2 | ミハイリ・チクセントミハイ |
キーワード3 | 至高体験 |
キーワード4 | 幸福 |
キーワード5 | 自己実現 |
戻 る |