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学科 | メディア学科 |
年度 | 2017 |
ゼミ名 | 竹内 長武 |
タイトル | 日本のアイドルの世界進出への考察 |
内容 | 日本のアイドルという概念は、平安時代からみられる日本の〝かわいい〟文化によって、未熟なものを守ってあげたい、応援してあげたいという日本人の心の感覚と、スターからアイドルに変化していった時代のタイミングでのマスメディア、各芸能プロダクションによる戦略により、形成された。このアイドルの定義により、今日まで次々とアイドルが生み出され、日本国民に愛されてきた。対して、アイドルという概念、アイドルという存在は現在、技能を持った実力派しか主流にならない欧米を中心する世界で、大きな評価に値しない。 そのような世界の状況の中、韓国のアイドルは世界の音楽市場に進出し、セールスを売り上げたことはもちろんのこと、韓国という国のイメージを向上させた。それに続き、日本のアイドルが世界進出するためには、「世界に通用する技能」と「日本らしさ」の融合をyoutubeなどのソーシャルメディア媒体を駆使し、世界にアピールする必要性がある。 |
講評 | 日本のアイドルが、海外にどのような形で進出し、音楽シーンを形づくっているかを論じた論文。論者はまずスターとアイドルを対比させて、今日のアイドル文化を論じ、欧米におけるアイドル文化の現状、韓国の場合と対比させながら、日本のアイドル文化の世界進出の可能性を論じていく。具体的なアイドルを取り上げるとともに、日本固有のかわいい文化との関連も考慮に入れて、多角的にテーマを論じているところが優れている。 |
キーワード1 | アイドル |
キーワード2 | 音楽市場 |
キーワード3 | かわいい文化 |
キーワード4 | プロフェッショナル性 |
キーワード5 | ソーシャルメディア |
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