詳細 | |
---|---|
学科 | メディア学科 |
年度 | 2017 |
ゼミ名 | 竹内 長武 |
タイトル | デマに騙されないために |
内容 | 今日、フェイクニュースサイトの台頭しアメリカ大統領選に大きな影響を与えたり、マスメディアでさえも真実ではない情報を公開してしまっている状況がある。 このようにデマがあふれる情報環境の中で情報を得ようとするならば、真実と異なる情報を見極めるスキル、そして、より「真実らしい情報」を選び取っていく力が必ず必要になってくる。 「真実らしい情報」を選び取っていくためには以下のことが必要であるといえる。まず、前提を知っておくこと。前提とは、「情報取得の手段には個人のバイアスがかかっていること」「特定の情報源を完全に信頼しないこと」「基本的に情報を疑うこと」である。そして、内在的チェック・外在的チェックを行うこと。内在的チェックでは情報内容の矛盾を探し、外在的チェックでは「同一情報を探す」「対立情報を探す」「情報のソースを探す」ことが重要である。 |
講評 | 社会に出回るデマは、現在ネットにおいても、さまざまな問題点を生み出している。論者は、デマを定義することから始めて、デマが個人および社会に与える影響を考察。とりわけ市民メディアが、それを無秩序に拡散する構造上の問題点を重視している。最終的にそうした考察の上に、ではどうすればデマにダマされないかという現実的な対応の仕方にまで言及している。しっかりした理論的な枠組みの上に論じており、説得性と論理性のある点がとりわけ優れている。 |
キーワード1 | デマ |
キーワード2 | 騙されない方法 |
キーワード3 | ファクトチェック |
キーワード4 | フェイクニュース |
キーワード5 | |
戻 る |